定例会 閉会
都議会第四回定例会が閉会しました。
自民党は、いわゆる「太陽光パネルの義務化」の条例案に反対をしました。
理由は・・・
①なぜ義務化なのか? ②人権問題はどうなっているのか? ③都民の理解は得られたか?
大きくはこの三点の疑問に、知事からの納得できる説明が一切なかった、ということです。
他にも、費用対効果が明らかでなかったり、中古住宅やアパートなどの共同住宅への適用がなかったり、パネルがつかない住宅では結果的に電気代が上がるなどの不公平感も払しょくされておりません。
2月~3月に予算審議の定例会が開かれ、知事との一問一答の機会があります。その場も通じてきちんと審議を行い、都民の皆さんの理解を得てからでも決して遅いことはありません。
私たちは、再生可能エネルギーの利用促進に反対しているわけではありません。だからこそ、太陽光パネル以外の再エネ、例えばグリーン水素の製造やマイクロ水力発電、海上風力発電等の取組も加速化すべきと提案していますが、都は積極性に欠けているのが現状です。
都は、あたかも太陽光パネルをつけることが目的化した議論に終始していますが、そもそもの目的は地球温暖化対策です。地球温暖化を防ぐ対策の一つが温室効果ガス排出抑制であり、その内の一つがCO2排出削減であり、その方法の一つが太陽光パネルです。枝葉の一つに固執して、太い幹を見失うことがあってはなりません。
今後とも都議会自民党は、真に都民の皆さんに寄り添った政策を進めてまいります。